長年お付き合いのあるハウスメーカー様とのコラボレーションにより、10棟目となる住宅展示場のエクステリア設計・施工を担当させていただきました。
北欧のテイストをイメージし、白い壁や広々としたアプローチ、浮遊感のあるステップ階段などを組み合わせ、建物との調和を大切にしながら、やさしさと上質さを感じられる外構空間をデザインしています。

リビングに北欧の暖かみを届ける木調タイルデッキ
大開口のリビングに合わせて、大きく設けた木調タイルデッキ。
床高をサッシ下まで上げ、室内リビングと色味や床の方向を揃えることで、リビングが外までひと続きになったような開放感が生まれます。


素材の温もりを感じさせる木調タイルを使用したことで、お庭でもリビングの心地よさを味わえます。訪れた人が自然と外に出たくなるような空間に仕上げました。
北欧モダンの外構に“物語”を灯すライティング
展示場の存在感ある大きなエントランスに合わせ、ゆとりのある広いアプローチを計画しました。浮遊感のあるステップ階段を組み合わせることで、軽やかさと高級感を兼ね備えた印象に仕上げています。
また、建物のテイストに合わせ、境界付近には塗り壁にレンガの笠置をあしらった白い壁を配置。建物と外構のバランスを整えながら、北欧らしい明るさとモダンな雰囲気でお客様を迎え入れます。



動線の各所にはロックガーデン風の植栽スペースを設置。ロドレイヤヘンリー、モッコク、シルバープリペット、ホンコンエンシスなど、多彩な植栽が立体感と四季の彩りをもたらします。




ライトアップされた植栽が壁に映し出す陰影は、計算された設計と照明計画によるものです。
ただ明るく照らすだけでなく、空間に“奥行き”と“物語”を生み出すライティングにより、昼間の顔とは異なる、夜ならではの美しさをデザインしています。
こちらのライティングは大変好評だったようで、テレビで特集していただいたそうです。

北欧のやさしさとモダンが上質感に融合した、昼と夜で異なる魅力を楽しめる展示場の新築外構工事例です。建物との一体感や、光と植栽による夜景演出にこだわりたい方におすすめです。