和室の中とガラス窓を隔てた屋外とを違和感なく緩やかにつなぎ、奥行き感のある眺望の和風の坪庭を提案させて頂きました。
砕石や植栽を使って落ち着いた和みの空間は、昼夜を問わず風情が感じられる庭に仕上がっています。
白川砂利と浅間石で構成した枯山水の趣
中庭の中心には、敷き詰めた白川砂利をベースに、浅間の溶岩石(黒ボク石)を取り入れて、静けさと奥行きを感じさせる枯山水を構成しました。自然石の重なりや配置により、限られたスペースでも本格的な和の風景を表現しています。
ライティングにもこだわり、真横から交差するように照明を当てることで、夜間は素材の陰影の美しさがいっそう際立ち、昼とは異なる印象を楽しめます。

日陰に強い植栽で彩りを
中庭が家の北側に位置しているため、植栽は日陰でも生育しやすいシダ類やツワブキ、セキショウを配置しました。落ち着いた緑が空間に自然な潤いを与え、訪れた方の目を楽しませてくれます。
狭小地や北側などの制約のあるお庭を、心落ち着く和風のエクステリア空間にしたいかたにおすすめの外構工事例です。