6年前の新築時に外構工事を設計・施工させていただきましたお客様から、このたびカーポートの新設工事のご依頼をいただきました。ご要望は、「直射日光をしっかり防げること」と「広々とした駐車スペースの確保」でした。

三協アルミカーポートFⅡを建物正面に設置した様子

ご要望にお応えする形で広さに余裕のある3台用カーポートをご提案しました。

カーポート設置場所が建物正面、いわば「家の顔」にあたる部分です。そのため、建物の雰囲気に合わせて機能面だけでなく、デザイン性にもこだわった高級カーポートをご提案しました。

複数メーカーの製品をご紹介した中で、最終的にお選びいただいたのは、三協アルミのカーポートFⅡです。

お客様には、メーカー側で予定されていたマイナーチェンジ(強度の向上や仕様改善)の発売をお待ちいただき、リニューアル直後に納品・施工を実施しました。おそらく改良版の施工としては全国で最速かと思われます。

意匠性と機能性を両立した三協アルミカーポートFⅡ

屋根材にアルミを採用した三協アルミのカーポートFⅡは、シャープなデザインと上質な質感が特徴の高級カーポート。見た目の高級感はもちろんですが、アルミ屋根は日差しの遮蔽効果が高いため、直射日光からも愛車をしっかり守ってくれます。

さらに、屋根下にはダウンライトを車1台の駐車スペースに対して2個ずつ設置し、それぞれの車の入出庫にあわせて点灯するように人感センサーで個別に制御しています。夜間の美しさと機能面、防犯対策なども考慮してプランさせて頂きました。

高級感のあるシンプルなデザインが、昼夜をとわず住宅外観と調和し、美しい仕上がりとなっています。

見えないところはていねいに|特注排水設備で美観を維持

また、通常カーポートの樋から流れる雨水の排水は、下のコンクリートの床面に直接流すことが多く、水垢や黒ずみの原因になります。弊社ではこうした点にも配慮し、縦樋下に排水溝を設けることを標準仕様としています。

今回は高級仕様のカーポートの美観にふさわしくなるよう、ステンレス製の排水枠を特注で作成し、土間コンクリートに埋設しました。

カーポート設置工事で見落とされがちな雨水の処理にも、美観と機能性を高める工夫をしています。

完成した現場を見守る社長の後ろ姿

三協アルミの高級カーポート【FⅡ】を使用した今回のエクステリア工事では、お客様の要望である、「直射日光を防げることと広々と車を止められること」をしっかりと押さえながらも、プロの視点からデザインや夜の景観、排水機能といった『一歩先を考えた』ご提案をさせていただきました。

広々とした車庫空間を希望される方や、機能美に優れた高級カーポートを検討中の方におすすめのエクステリアリフォーム施工事例です。