元々山林だった土地を大規模造成し、ひな壇上の宅地と前面道路からの車道の動線を設計。その後の外構工事までを施工させていただきました。高低差や湧水といった課題を克服し、暮らしやすく美観にも優れた外構を完成させました。


高低差を克服した緩勾配の車道設計
敷地は接続道路から宅地まで約3m、さらに北側隣地まで2mの高低差があり、車道計画と土留めを考慮しなければならない難しいプランニングとなりました。
3DCADを活用し、繰り返しシミュレーションを実施。緩やかな勾配となるよう最大限に配慮して設計し、車や歩行者が安心して行き来できるアプローチを実現しました。
土留めにはエスビック製の型枠ブロック「レコムフラット220」を使用し、法面(のりめん:盛り土や切り土でできた傾斜)を保護しながら美しく仕上げています。
Before&After




湧水対策と快適な暮らしのためのエクステリア
敷地上部から水みちがあったため、施工段階から排水対策を徹底。U型側溝や透水性有孔管を駆使し、湧水の発生を抑えました。車道はアスファルト舗装とし、耐久性と走行性を確保。雨の日も安心して車の出入りが可能です。



造成により広々と確保できたお庭スペースには、人工木ウッドデッキと芝生を設置し、家族が屋外でくつろげるスペースを確保しました。公園のように広がる芝生がしっかり根付き、緑が映える庭になるのが楽しみです。
玄関前には大判タイルを使った高級感のある門柱を設置。夜間にはライティングが住まいを美しく演出します。


述べ4か月に及ぶ大工事となりましたが、無事完工し、お客様からも「広々としていて使いやすく、イメージ通り」と高評価をいただき、大変うれしく思います。
弊社では造成から外構工事まで一貫対応が可能です。敷地の造成計画から外構をご検討の方は、是非お問い合わせ下さい。